耳からインプット

個人的にとても好きなボディワークの先生がいる。

オンラインで幾度も講座を受けていて直接の対面はないのだけれど、定期的に交流している先生。

その方がラジオ配信もされていて、これがまた面白く、ちょうど自分にリンクする内容だったので思わずメッセージを送った数日前。

こういう時の私の行動は本当に見切り発車で、システムを理解せずに送ったメッセージをその先生がその次のラジオで読んでらしたのです。(ラジオですしね、そのメールボックスに入れているから至極当然!)

びっくりしながらも、聴いていると不思議な気持ちに。

というのも、送ったメッセージはわたしにとって心の奥がズキっと痛む過去についての内容だったから。

最初は恥ずかしい気持ちになったのだけれど、だんだんと自分の話を自分以外の他者が話していることで自分からのその過去がスーーーーーっと遠ざかっていくような感覚になっていった。

その過去のズキっとすることから今は充分に回復しているのだけど、それでもふと思い出してしまう時がやっぱりあって。

その時に猛烈な感情が湧き起こると、その出来事が自分の中で内面化していくんじゃないかと焦りがあったりして、正直なところ。

それがラジオでその先生の声を通して聞くことでリリースされていくようで、ふーっと軽くなった。

SNSの影響もあり、視覚中心の情報が多い今、聴覚からというのも良かったように思う。

「考える」より「感じる」を使う感じ。

声の響きも影響がありそう。

アーユルヴェーダにおいて「聴覚」とは、五大元素の『空』を感知するために生まれた感覚器官と云われている。

なんというか、私の中に長年積まれていて、とても重くなっていたところに、スペースが生まれたように感じる。

ラジオリスナーが悩みとかを投稿したりする気持ちってこういうとこなんだろうな。

悩みをパブリックなものにすると結構リリースできるのかもしれない。

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